目次
WEBで集客したいが出来ていない。どうすればよいのか?
こんな悩みを抱えていませんか?
1人1台スマホを持つ時代ですから、誰もがWEB経由で集客したいと考えます。
自社のWEBサイトをアクセスした人は自社サービスに関心を持ってくれるはずです。
WEBで集客出来れば、集客のための営業マンを配置する必要はありません。
人件費をかけることなく全自動で集客して、1日に何件も問い合わせがあったら嬉しいですよね。
さぁ、みなさんどうぞ問い合わせてください!
むしろ、すぐに買ってください!
しかし、現実はうまくいきません。いくら魅力的なサービスでも『サイトを作っただけ』では1日に数PVあって終わりでしょう。ましてや自社サービスの成約などもってのほか。
WEB集客にはインターネットの仕組みに沿ったテクニック・コツがあり、それに従って対策を打つ必要があります。また、ある程度の忍耐力も必要です。
本ページでは、『WEB集客をするためのコツ』を一から伝えていきたいと考えています。
WEB集客とは?自サイトに集客するためのWEB集客の方法を知る
WEBから自社サービスに集客するためには、まずWEBで集客するための方法を知る必要があります。
WEB集客とは?
WEB集客とは、パソコン・スマホ・タブレットなどインターネット経由で、サイトに集客し、自社サービス・物品を売ることです。
自社サービスを宣伝するWEBサイトを作った後に、自社サイトに人を集める方法としては下記の6通りがあります。
- 検索流入
- 検索連動型広告(リスティング広告)からの流入
- リンクからの流入
- SNS流入
- 直接流入
- アプリからの流入
検索流入
google、Yahoo!、MSNなど検索サービスから集客するのが検索流入です。
例えば、横浜駅周辺で居酒屋を探しているときはスマホでGoogleやYahoo!から『横浜 居酒屋』で検索しますよね?
さらに、個室の居酒屋が良いと思った場合は『横浜 居酒屋 個室』で検索しますよね?
また、お腹が痛い場合の対処方法を調べる場合は『お腹痛い 治し方』などで検索します。
このように何かを調べたいときに『関連するキーワードで検索して、見つかったサイトにアクセスする』のが検索流入です。
この方法で集客するときのポイントは『いかに検索上位を占有するか』です。
検索連動型広告からの流入
主に企業が行う手段で、広告費を払って集客するのが検索連動型広告です。
例えば、ハワイに海外旅行に行きたくて『ハワイ ツアー』と検索した場合が下記の図です。
検索した結果、一番良い部分を占有しているのが広告枠です。「広告」と記載があるものの、気づかなければ検索した結果だと判断してクリックしますよね?
広告費を払えば、この部分に入ることが出来るのです。わざわざ検索していることからも『購買意欲の高いユーザー』を相手に広告を出せるのが最大のメリットです。
さらに、この広告の良いところはクリックされない限りは費用を払わなくて良い、『成果報酬型』にあることです。
一クリックあたり、10円~100円程度が相場ですが、人気のキーワードだと(例えば、脱毛、ダイエットなど)数千円となることもあります。
同じキーワードで広告を出したい競合相手との入札勝負により一クリックあたりの単価は決定します。
この方法で集客するときのポイントは『いかに良いキーワードで上位の広告掲載を確保できるか』です。
キーワードの選定、広告単価の入札、広告文の設定など様々なノウハウが必要になるので、ハードルは高いです。
リンクからの流入
他のホームページのリンクから集客するのがリンクからの流入です。
この場合のリンクというのは、下記のようなことです。
辻希美の公式ブログからは自身が企画したアクセサリーのサイトにリンクを設置しています。辻希美の公式ブログからリンクが張ってあれば、アクセスが多く集まりそうですよね。
サイトを長く運営すると、個人のホームページやNAVERまとめなどからリンクが付いて、そのサイトを訪れた人が自社サイトにアクセスしてくれる場合があります。
大手のニュースサイトや芸能人のブログなどアクセスの多いページからリンクをもらうことが出来れば、自社サイトへ多くの人を集客することが出来ます。
この方法で集客するときのポイントは『いかに質の良いサイトからのリンクを獲得するか』です。
なお、インターネットは元々『リンク(ハイパーリンク)をたどってネット上に散在するドキュメントを見ることができるようにする』という考え方から始まっているため、リンクがなければ色んなサイトにアクセスすることが出来ません。
後で詳しく説明しますが、リンクは自社サイトの価値を上げるためにも重要なものです。
SNS流入
Facebook、Twitter、Instagram、google+、はてなブックマークなどのSNSから集客するのがSNS流入です。
それぞれのSNSでページを作って、サイトの更新情報やキャンペーン情報などをアップすることで、自社サイトへアクセスさせます。
『いいね』『シェア』を押してもらうことでファンになってもらい、SNS経由で自社サービスを拡散することができれば、多くの人を集客することが出来ます。
ただ、SNS経由ではサイトへのアクセスは増えるものの、自社サービスの成約につなぐことは難しいのが実情です。
SNSのユーザはいわゆるライトユーザが多いため、物品やサービスの購入など個人情報を入力してアクションが必要な動作を行うことが少ないのです。
例え、SNSの広告を出したとしても自社サービスに制約まで至ることはまれです。
なお、日本では『はてなブックマーク』が勢いがあり、この流入もあなどれません。
Facebookなどとは一線を画すのですが、『はてなブックマーク』がたくさんつけばかなり拡散されるのは間違えありません。
いずれにしても、この方法で集客するときのポイントは『いかに“いいね”“シェア”を押してもらうか』です。
私自身はFacebook広告に数千円使ったことがありますが、『いいね』を20件ほど得ただけで、成約に至ることはありませんでした。
SNSで“いいね”“シェア”の先の行動まで起こさせるのはハードルが高そうです。
直接流入
ブックマーク(お気に入り)やURL手入力で集客するのが直接流入です。
一旦ブックマークに入れてもらえれば、定期的にアクセスさせることが出来ます。
ブックマークをさせるためのボタンをおいておくのもありかもしれません。
他にも名刺やチラシにURLを掲載して、そこからアクセスさせる手があります。
アプリからの流入
スマホ全盛の時代ですからスマホに入れたアプリからアクセスしてもらうのが流行っています。
アプリから自社サイトへ集客するのがアプリからの流入です。
『①ネット(safari)を開いて、②検索させて、③自社サイトを開かせる』より『iPhoneのトップにあるアプリを開く』方が手間がかかりませんよね?
ただし、この方法はアプリを作成するコストやアプリをインストールさせてもらう手間があるので、難易度は高いです。体力がある企業向きです。
どれを使って集客すればよいの?
集客の手段が複数あることを説明しましたが、逆に『どれを使えばよいの?』と困ってしまう人もいますよね。
しかし、コストを潤沢にかけられる企業以外は、基本的には残念ながら『検索流入』に頼るしか方法はありません。
比率的には検索流入が9割で他が1割以下と考えてください。
価格.comのような大きなサイトも最初は検索での流入が主でした。
知っていました?
徐々にアクセスが集まることによってブックマークやリンクが増えていき、集客が進むようになっていきます。知名度が上がればSNSで拡散されやすくなるでしょう。
さらにコストがかけられるようになったら、広告を使って集客していくと良いでしょう。
そこで本サイトでは『検索流入をいかに増やすか』に注力します。
そもそも検索ってどういう仕組みなの?
Googleの検索サービスは『クロール』と『インデックス』の2つのシステムで動いています。『クロール』システムが動いた後に『インデックス』システムが動く流れです。
これらのシステムの仕組みを知ったうえで、検索上位に上がりやすいサイトの構成にすれば、WEB集客の効率が上がるでしょう。
Google検索『クロール』とは?
『クロール』とは各サイトの情報を収集してGoogleのデータベースに登録することです。
既にGoogleに登録されているサイトのリンクやGoogleサーチコンソールに登録されているサイトマップ情報から色々なページを巡回し、Googleのデーターベースに登録していきます。
『クロール』のポイントは下記の通りです。
- リンクが張られていないページ、サイトマップが登録されていないページは一生Googleに登録されない
- Googleに重要度が高いと認識されているページは高頻度(数分~数時間おき)で巡回される
- Googleに重要度が低いと認識されているページは低頻度(数日おき)で巡回される
きちんと『クロール』されるためには、Googleにサイトの情報を登録し、更新情報を伝える必要があります。
特に、立ち上げた当初のページがGoogleに『クロール』されるために必ずやるべきことが2点あります。
- Googleサーチコンソールの登録
- GoogleサーチコンソールでFetch as Googleを使ってクロールを依頼する
Google検索『インデックス』とは?
『インデックス』とは各ページの内容をGoogleのプログラムが解析し、ランク付けしてGoogleの検索結果に登録することです。
『クロール』されただけでは、検索結果に反映されず、その後に『インデックス』されることで検索結果に反映されます。
『インデックス』でランク付けは各ページの得点付けして得点が上位のページほど検索上位になります。
得点付けの方法としては、下記のものが考慮されます(詳細は公開されていませんので推測です)。
- ドメイン力
- コンテンツ力
- 被リンク力
- (検索結果に掲載された後の)読了率
- スパム判定
ドメイン力
ドメイン力とは、そのURLの総合点数のことです。
コンテンツの質や数、被リンクの数、今までの読了率などが考慮されます。
例えば、新規に立ち上げたサイトと価格.comが全く同じ内容の新商品の説明文章を掲載したとして、先に検索上位に上がるのは価格.comなのは間違えありません。
これは価格.comのドメイン力が勝っているからです。
コンテンツ力
コンテンツ力とは、その記事の単語の数や文章表現、添付されている写真など、いかに読者が読みやすく有益な情報が掲載されているかをGoogleが得点付けしたものです。
Googleから高い評価を受けるためには、最低限ある程度の文章の長さやサイト内の記事数が必要となります。
例えば、下記の2つのサイトがあったとして、Googleから高い評価を受けそうなのはどちらか一目瞭然ですよね?
- 1記事300文字程度、記事数が20個程度の大学生のブログ
- 1記事3000文字程度、記事数が100個程度の医者のコラム
上記の医者のコラムのように、それなりに文字数があり、記事数がある程度の量がないと、Googleからの高い評価を受けることはありません。大学生のブログが検索結果に表れることはほとんどないでしょう。
被リンク力
被リンク力とはどれだけドメイン力の高いページからリンクを受けているかをGoogleが得点付けしたものです。
Google創設当初は『リンクの数が多くリンクの質がよいページほどランキング上位』というプログラムで成り立っていました。
今はリンクだけでは上位に上がることは難しくなってきてはいますが、それでも被リンク力は重要なポイントです。
例えば、Yahoo!のトップページのようなアクセスの多いページからリンクを受けており、リンク経由でアクセスを集めることが出来ていれば、Googleから高い評価を受けること間違えありません。
読了率
読了率とは、そのページがどれだけ読まれたかをGoogleが得点付けしたものです。
例えば、『二子玉川 小児科』で検索した場合に検索結果が一位のページが読まれた後に、戻って検索結果二番目のページに行かれたら、検索したユーザーは一位のページに満足していないと考えられますよね?
逆に、二番目のページを読まれた後にブラウザを閉じることがあれば、検索したユーザーは二位のページに満足していると考えられます。
このように、検索結果に掲載されたページがどれだけ読まれたかをGoogleは随時蓄積しており、検索結果にフィードバックして反映しています。
なお、ブラウザのクッキーと呼ばれる標準機能を利用すると検索結果からどのページにどれだけ滞在したかをGoogle側は把握することができるため、クッキーから得られる情報を検索結果に反映しているのです。
スパム判定
スパム判定とは、そのページがスパムと判定していないかを判断するフィルターです。
今までの説明したものとは一線を画しますが、これも検索結果に反映される重要なポイントです。
一旦スパム認定されてしまうと、検索結果に掲載されないですし、ランクが大きく下がってしまいます。
スパム判定される基準としては、コピーコンテンツや多すぎる被リンク、低品質なコンテンツ(字数不足や成り立っていない文章など)です。
(参考)検索サービスの種類
まず検索といえば、Googleです。Yahoo!、MsnのBingも検索サービスでありますが、Yahoo!の検索は裏でgoogleを使っていますので、Yahoo!検索向けに対策を考える必要はありません。
Bingは日本ではほとんど使われておらず、シェアはPCで5%~6%、スマホで1%未満です。
Google(&Yahoo!)が90%以上のシェアを誇るため、WEBで集客するためにはGoogleのことだけ考えれば問題ありません。
WEB集客で成功するためには?
WEB集客で成功するためには、アクセスを集める必要があります。
そのうえで、自社サービスを成約させる。この2点が重要です。
WEB集客の実例
WEB集客の実例として、私が運営するサイトとネットから収集したサイトの例をお伝えします。
- 月間2万PVのコンタクトレンズ通販比較サイト:月200件購入
- 月間6万PVの整体院のサイト:月30件ほど問い合わせ(&来店)
- 月間10万PVの税理士のサイト:月22件ほど成約
コンタクトレンズ通販の比較サイトは単価が低い(1万円/1件)ので、購入件数が多いですね。
ネットで低単価の商品を売ろうと考えている人はPVが低くても成約につながることでしょう。
特筆すべきは税理士です。高単価(月数万円+決算料)の税理士でさえも、10万PV集めれば月20件以上成約することが出来るのです。
アクセスさえ集めることが出来れば、営業マンを雇わずとも自動的に自社サービスへの成約させることができるのです。
一旦サイトを作成すればかかる費用は数千円のサーバー代だけ。
経費が数千円で売上1億2千万円を稼ぐなんてすごいですよね!
自サイトにアクセスを集まるために重要なポイントは?
自サイトにアクセスを集めるために重要なポイントは次の3点です。
- 100記事以上書く
- 質の良い記事を書く
- 半年以上継続する
100記事以上書く
重要なのは、最低50記事、出来れば100記事以上書くことです。字数は1記事あたり2,000文字以上が目安です。
読者に役立つ文章を100記事以上書けば、ある程度のアクセスは間違えありません。
例えば、先ほど例に挙げたコンタクトレンズ通販比較サイトでは記事数とアクセス数はほぼ比例して上がってきています。
年月 | 累計記事数 | PV数 |
---|---|---|
2016年3月 | 8 | 11 |
2016年4月 | 30 | 216 |
2016年5月 | 39 | 517 |
2016年6月 | 47 | 1,326 |
2016年7月 | 58 | 2,094 |
2016年8月 | 68 | 4,635 |
2016年9月 | 76 | 6,955 |
2016年10月 | 82 | 6,998 |
2016年11月 | 88 | 9,070 |
2016年12月 | 92 | 11,817 |
2017年1月 | 97 | 13,157 |
2017年2月 | 101 | 16,157 |
2017年3月 | 104 | 20,000(予想) |
1年で100記事なので、来年3月までぐらいですかね。複数サイト運営しているので、進みが遅いのが弱点です。
質の良い記事を書く
自身しか書けないような体験談や専門に特化した内容、悩みや困りごとを解決できる内容など突き詰めれば自サイトへの集客力が向上するでしょう。
といっても最初からそのような記事を書くのは難しいため、まずは書きやすい内容から少しずつ書いていって後で見直すが良いでしょう。
世の中には尖った記事を書くことでアクセスを多く集めているサイトが多くあります。
上記のサイトを参考にするとよいかもしれません。凄すぎてあまり参考にならないかもしれませんが。
なお、先ほどのコンタクト通販比較サイトは外注を使って記事を書いているのと(外注率60%程度)私自身がコンタクトレンズにそこまで詳しくないため、記事の質はそこまで高くはありません。
しかし、1記事あたり2000文字超(平均3,000文字程度)でそこそこ詳しく書いており、競合がそこまで多くないことから比較的アクセスを集めやすくなっています。
半年以上は継続する
アクセスを集めるためには、ある程度の期間も必要です。
Googleから評価されるまでには少なくとも半年程度かかります。
実際ネット上でもアクセスが集まるまでに時間が必要との意見も多く出ています。
私も3ヶ月で300記事入れて1日のアクセスが5のサイトがあった。1ヶ月ぐらい放置してまた記事入れだして、徐々にアクセスが増えてきて、その後は停滞期がありつつ、1年後ぐらいに一気に増えたけど、はじめの半年は辛かった。 pic.twitter.com/oBEDyUMOyT
— パシ@竹内潤平 (@pacificus) February 25, 2017
パートナーさんと昨年1月に始めたサイト。
自演リンクは無しで、合計100記事ほど。半年アクセス1ケタだったけど、じわじわーーーっと上がってきて、某サプリ系ワードで1ページ目に入ってくるようになった。報酬は現在月10万ほど。ホワイトは諦めない努力と、長期耐え抜く資金力勝負
— 課長@釣りおじさん (@nabezojimi) March 17, 2017
集客できるサイトの作り方の基本
WEB集客の基本について、一通り説明しましたので、次はサイトの作り方の基本についてお伝えします。
サイトの作り方で重要なポイントは次の4点です。
- 必ず独自ドメインを使う
- WordPressを使う
- サーバーは安くて良いものを
- httpsでサイトを構築する
必ず独自ドメインを使う
独自ドメインとは「https://●●●.com」のような自分で指定するURLのことです。
独自ドメインはムームドメイン、お名前ドットコムのようなドメイン取得サービスで取得できます。
一方、アメブロのような無料サービスでブログを作成した場合は下記のように、必ず『ameblo.jp』が入ってしまい、URL全体を指定することはできません。
http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/(市川海老蔵のブログ)
必ずURLの頭が『http://ameblo.jp』に固定されてしまうため、同じドメインを複数の人で共有する形になります。
なぜ独自ドメインを使うべきかというと、Googleには下記のような特性があり、共有ドメインは検索順位が低くなる傾向にあるからです。
- 同じドメインのページは同時に検索結果の1ページ目に乗ることが少ない
- 同じドメイン配下のページは同一コンテンツとみなされるので、他者のスパム記事に妨害される恐れがある
独自ドメインを使わずにアメブロのような無料ブログのドメインを使うと、上記のようにデメリットが大きいため、必ず独自ドメインを使うようにしましょう。
WordPressを使う
無料ブログは先ほど言った通り、独自ドメインを指定できないというデメリットに加え、勝手に広告が挿入されます。
サイト運営者が意図しない広告は、読者の離脱を招くことになりますし、邪魔なだけですよね。
デザインも画一的なものになりますので、差別化を図るのも難しいです。
また、一旦無料ブログを使うと将来他社のサービスに移転するのが難しくなります。
そこでおすすめなのが、Wordpressです。
利用者が多く、サイトを簡単にデザインできるテンプレートが多数用意されているため、企業や個人のサイトはほとんどがWordpressで作成されています。
プラグインという便利機能をインストールすることにより、サイト運営を有利に進めることが出来ます。
これからサイトを運営するならばWordpress一択です。
サーバーは安くて良いものを
独自ドメイン&Wordpressでサイトを運営するならば、サーバーをレンタルする必要があります。
ここでおすすめなのが『エックスサーバー』です。費用がそこそこ安く、性能や安定性が一番良いのです。
他にも同種のサービスとしては、ロリポップやさくらインターネットがありますが、性能・安定性・使いやすさでいうならば、『エックスサーバー』が一押しです。
私が使っていたときは、年に1回は停止したイメージがあります。ひどいときは半日程度止まっていたことも。。
httpsでサイトを構築する
これからはhttpsが標準となりますので、httpsでサイトを構築しましょう。
httpsとは、SSLという暗号を使った通信のことで、URLの最初をhttpからhttpsにするだけで、『暗号』を使った通信になり、安全にネットを利用することが出来るのです。
Googleからは、httpsにしないと近い将来(ここ1年くらい?)検索順位を下げるとまで言われています。
さらに今でもGoogle Chromeを利用すると、下記に通り、『httpのページ』には警告が出ます。
ネットに詳しくない人(初心者や年配の方など)が見たら、不安になってすぐにブラウザを閉じますよね。危険と判断されて一生そのページを見ないかもしれません。
ただし、URLの最初をhttpからhttpsにするためには、レンタルサーバー側で設定を行う必要があります。
先ほど紹介した『エックスサーバー』であれば、無料で簡単にhttpsに設定を変えることが出来るので、この点からもエックスサーバーを利用するようにしましょう。
集客できるサイトデザインの基本
WordPressであれば、HTMLやCSSを理解していなくても、テンプレートを設定するだけでキレイなデザインでサイトを作ることが出来ます。
キレイなデザインのサイトは、ユーザーの滞在時間が長く、Googleからの評価が上がる傾向にあります。
テンプレートとして有名で使いやすいと評判が高いのは下記です。
- TCD(有料)
- アルバトロス(有料)
- ストーク(有料)
- 賢威(有料)
- Simplicity(無料)
上で紹介したコンタクトレンズ通販比較サイトは別の有料テンプレートを使っているのですが、正直使い勝手が悪く、カスタマイズにかなりの時間をかけています。
しかも、後からテンプレートを変更するのは結構手間がかかるので、いまだに手を付けられていません。デザインが崩れてしまったり、リンクの構造が変わってしまうため、全ての記事を見直す必要があるのです。
私のような失敗をしないためにも、最初からきれいなデザインのテンプレートを選ぶことをおすすめします。
ストークがおすすめ
WordPressのテンプレートの中では『ストーク』が一番のおすすめです。
スマホで見やすいレイアウトにしていることと、簡単なショートカットコマンド(ショートコードという)が備わっているからです。
少し小さなフォントで少し目立つような補足説明を追加することができます。
少し小さなフォントでかなり目立つ感じで注意説明を追加することができます。
【ボタン】シンプル
【ボタン】目立つボタン
【ボタン】立体的なボタン
このサイトのテンプレートもストークです。
写真やイラストを効果的に使おう
WordPressで記事を追加する場合は必ず写真やイラストを使いましょう。
1記事中に少なくとも2~3枚はあると良いです。
写真やイラストは下記のサイトから簡単にダウンロードできます。
『写真AC』は写真の数が豊富で、探せばどんな写真でもあります。無料でも十分に使えます。有料プランに入らないと検索可能数、ダウンロード数に制約があるのが難点ですが、まず無料会員登録して間違えないサイトです。
『ぱたくそ』はネット広告によく使われている写真サイトで、面白い写真が多くあります。会員登録不要で完全無料なのがポイントです。ただ、写真点数が少ないので他の人と被ってしまうことがあるのが難点です。
『イラストAC』『いらすとや』はイラストが欲しいときの鉄板でしょう。特に『いらすとや』は官公庁や地方自治体のホームページまで使われている大手サイトです。両方とも無料です。
集客できる記事の基本
アクセスを集めて、自サービスに誘導するためには自社サービスに関連する記事を書くことが重要です。
さらに、自社サービスを解説する記事だけでなく、関連分野で読者に役に立つ記事を幅広く書くのがおすすめです。
例えば、セミナーを運営する会社で集客のための自社サイトを作成するケースを考えてみます。
『自社が企画するビジネススキルに関連するセミナー』へ集客したい場合、もちろん、セミナーの内容に関する記事を書くのは当然として、下記のような記事も掲載した方がよいでしょう。
- セミナー受講者の体験談
- 他社のセミナーサービスとの比較
- ビジネススキル全般
- ビジネススキルを得るうえで参考となる本
- ビジネススキルを得ると役に立つ仕事の例や体験談
- 目指すべき資格、関連する資格の説明
セミナーやビジネススキルのことが何でもわかるページにして、そのうえで『最短で学ぶなら当社のサービスを使ってください』という作りにすると、アクセスが集まってさらに自社サービスに集客ができます。理想形ですね。
WEBに関連する技術、参考図書、アイディアときにはネタなど、WEB制作に困った人の辞書になるようなサイトです。
検索で上位に上がりやすい記事とは
記事執筆に着手する前に検索上位に表示されやすい記事の特徴を押さえておきましょう。
Googleに好かれやすく、検索上位に来やすい記事の特徴として下記の4点があげられます。
- 検索する人の解決策を提示している記事
- 専門性・信頼性がある記事
- 網羅性がある記事
- わかりやすい記事
それぞれ内容を説明します。
検索する人の解決策を提示している記事
検索する人の解決策を提示しているサイトは検索上位に上がりやすいです。
例えば『親知らず 抜歯』のキーワードで検索する人はどのようなことが知りたくて検索しているのでしょうか?
- 親知らずの抜歯はどういうときに行うのか?
- 親知らずの抜歯はどのような方法で行うのか?
- 親知らずの抜歯の痛さはどのくらいか?
- 親知らずの抜歯で費用はどのくらいかかるのか?
- 親知らずの抜歯をやってくれる歯医者はどこにあるのか?
上記のようなことが考えられるでしょう。これらを網羅した回答をコンテンツとして掲載しているサイトは検索上位に来やすいですし、多くの人から読まれます。
すでにGoogleで上位に表示されている記事は、検索者の悩みや困りごとを解決できているページともいえます。検索上位の記事をさらに深堀りして、解決する手段を明示することが出来れば検索1位を目指すこともできるでしょう。
専門性・信頼性がある記事
専門性や信頼性がある記事は検索上位に行きやすい傾向にあります。
例えば、さきほどの『親知らず 抜歯』の例でいうと、下記のどちらが検索者の利益になるか一目瞭然ですよね。
- 30代のママが育児ブログに書いた親知らずの抜歯の体験談
- 歯科医が執筆した親知らずの抜歯方法や抜歯後注意点などの記事
個人が書くにしても、医者や公共機関、各種論文、書籍などの引用を行うことで専門性や信頼性を得ることが出来ます。
網羅性がある記事
検索する人の悩みを網羅して全ての解決策を提示する、網羅性がある記事も上位に行きやすいです。
例えば、『日吉 焼き鳥 安い』で検索した場合、下記のどちらが検索者の利益になるかでしょうか?
- 日吉で安くてうまい個人的おすすめ焼き鳥居酒屋はこれだ!
- 日吉全部の焼き鳥屋を調べて分かった、安い焼き鳥屋ベスト5
上の記事も気になる部分はありますが、『全部調べた』のだったら下の記事の方が役に立ちそうですよね。
このように網羅性を踏まえて、検索する人の知りたいことがすべて載っている記事が検索上位に上がりやすい傾向にあります。
DeNAのキュレーションサイト『WELQ』は信頼性が全くない記事でしたが、『網羅性』で検索上位を獲得しました。
当時は網羅性がある長文サイトは検索上位に上がりやすい傾向にあったのです。
しかし、WELQ問題発覚後はキュレーションサイト対策として、網羅性だけの長文サイトは検索上位に上がりにくくなっています。
わかりやすい記事
分かりやすさも重要なポイントです。
レイアウトを整えるのはもちろん、マンガやイラスト、写真を使うのもありです。
吹き出しを使うとわかりやすさがUPしますよ。
また、ネットに落ちていたものですが、下記のようにひらがなにかみ砕くのも気にすべき点です。
記事執筆の基本
執筆内容の大枠が決まり、検索上位に表示しやすい記事の特徴を理解したら次は記事の執筆です。
しかしながら、すぐに記事を執筆するわけにはいきません。
通常、下記の順に沿って記事を執筆します。
- キーワード選定
- キーワードの背景をリサーチ
- 競合ページのリサーチ
- タイトル・見出しの決定
- 本文の執筆
キーワード選定
まずはキーワードの選定です。
多く検索されているキーワードをタイトルや見出しに散りばめれば、検索に引っかかりやすくなりますし、より多く読まれる記事になるでしょう。
キーワードの選定は下記のツールを利用してください。
まずはサジェストツールを使うと良いでしょう。
サジェストとは、下記の通り検索時に入力した語句の関連キーワードを表示してくれるGoogleやYahoo!の機能のことです。
サジェストツールはGoogleやYahoo!の検索時に表示されるサジェストを抽出して一覧化してくれますので、どんなキーワードが検索されているかニーズを調査するのに使います。
さらに、検索ボリューム測定ツールを使うと、それぞれのキーワードがどのくらい検索されているか調査できますので、両者を合わせて使うと良いでしょう。
なるべく多く検索されているキーワードの方が検索から集客できるチャンスがあると判断できます。
キーワードの背景をリサーチ
次にキーワードの背景のリサーチです。
キーワード単体では、どんな文章を書けばよいか思いつかないことが多いので、そのキーワードの背景をリサーチします。
主にYahoo!知恵袋、教えてGooを使用して、そのキーワードに関連する悩みが何なのかを調査します。
悩みを調査したうえで、記事の内容に反映するのです。
例えば、下記はYahoo!知恵袋で『偏頭痛』を検索した結果です。
様々な悩みを持った人が解決策を求めて書き込みをしています。ここで見るべき点は『悩み』『問題点』です。
多くの人が持っている『悩み』『問題点』を記事の内容に反映すれば、解決策を求めている人が自サイトにアクセスをしてくれるでしょう。
誤った回答や広告への誘導、オカルトな回答など、あまり良いと言えない回答が目立ちます。
素人の回答として話半分に見ておき、記事の参考にしないようにしましょう。
競合ページのリサーチ
キーワードで上位にいる競合ページをリサーチするのも重要です。
競合ページよりも深い内容や分かりやすい内容でなければ、競合ページよりも上の検索順位に上がることが出来ません。
競合ページにない『体験談』や『専門的な話』などユニークなコンテンツを記事に含めることが出来れば、検索上位を占有することが出来るでしょう。
タイトル・見出しの決定
リサーチが終わった段階で次にやるべきことはタイトル・見出しの決定です。
必ずタイトル・見出しにキーワードを含めるようにしましょう。また、タイトル付けはより尖ったものの方が注目を浴びます。
例えば、下記の2つではどちらがよりクリックされるかすぐにわかりますよね?
- 私が効果を出したダイエット手法について
- 1ヶ月で-10kg!無理せず簡単にダイエットが出来る唯一の方法
もちろん、2番目の方です。タイトルを変えるだけで100倍クリック率が変わることもあります。
特に、キャッチーなタイトルや具体的な数字が入っているタイトル、内容が簡易であることを暗示するタイトルなどが好まれます。
タイトル・見出し付けについてはこの本が参考になります。タイトル付けに困ったらぜひ参考にしてください。
新品価格 |
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則 (アスカビジネス) 新品価格 |
本文の執筆
後は本文の執筆です。
本文の構成は下記の通りが良いでしょう。
- 悩みや問題の提起
- 結論
- 理由
- まとめ
- 自社サービスのPR
一通り悩みや問題の解決策を説明した後で、最後に自社サービスのPR文章を書く。
『この悩みを解決するための最短ルートは自社サービスです』と訴えることが出来たら、集客は簡単にできます。
全ての記事に自社サービスのPRを入れると、読者に嫌がられる可能性があるので、PRは特に集客できそうなページに入れると良いでしょう。
なお、ここまでできたら自身が執筆しなくても外注サービスに任せるのも良いです。
1文字1円で1記事2,000文字以上で募集すれば、数人から提案がありますので、よりしっかり書いてくれそうな人に任せればよいです。
集客力アップのコツ&裏技
WEBでの集客を最短、かつ効率的に行うためには、記事の執筆とともに、質の良いサイトから被リンクを獲得する必要があります。
Googleのインデックスの仕組みの箇所でも説明しましたが、Googleの検索は当初、『リンクの数が多く、リンクの質がよいページほどランキング上位』というプログラムで成り立っていました。
今でもその仕組みは変わっておらず、被リンクを多く獲得すれば検索上位に上がることが出来て、集客力が上がるようになります。
誰でもできる被リンクの獲得方法
まずは登録すれば誰でも被リンクを獲得できるサイトを紹介します。
特にブログ村は、ブログ村自体からのアクセスが来やすいので、被リンクの質が良いです。ブログ限定ですが、おすすめです。
なお、いずれも一人一アカウントまでですのでご注意を。特にはてなブックマークは複数アカウントでやるとスパムサイト判定を食らいます。
中古ドメインからの自作自演リンク
こちらはいわゆるブラックな手法です。
中古ドメインとは、以前誰かが運営していたサイトのドメイン(URL)で、今はもう使われていないものです。
例えば、すでに公開された映画の宣伝サイトや新商品の宣伝サイト、個人が運営をやめたブログなどです。
中ドメインのURLだけを購入して、コンテンツを付け替えれば、以前運営していたサイトのドメイン力を引き継ぐことが出来ます。
中古ドメインの利点は、誰かが有益な記事を書いていたおかげで被リンクやFacebookのいいね、はてなブックマークが多数ついており、ドメイン力が高いことです。
中古ドメイン自体を自社サイトとして使うのもありですが、URLの文字列が自社と関係ないものになってしまいますし、変なところからリンクを受けていると評判が悪くなりそうです。
そこでおすすめなのが、中古ドメインをサテライトサイトとして利用する方法です。
サテライトサイトとは?
サテライトサイトとは、自社サイトに集客する用のサブページです。
例えば、自社サイトで書けないようなネタ話中心のブログや従業員のブログなどを関連サイトを用意して、そこから自社サイトへ集客するのが本来のサテライトサイトです。
中古ドメインを使えば、ドメイン力のあるサテライトサイトがすぐに開始できるのです。
クラウドワークスやランサーズのような外注サービスを利用して記事を10本~20本(1記事1000文字程度)用意して、そこから自社サイトへリンクを張ります。
これをいくつか用意すれば、自社サイトのドメイン力が大きくあがり、記事が検索上位に行くこと間違えありません。
中古ドメインはどこで買える?
中古ドメインは中古ドメイン販売屋さんで購入できます。
数千円のものが主ですが、中には100万円を超えるものもあります。
おすすめは買い方は下記の通りです。
- RR(ラッコランク)が2.0以上
- 日本語運営サイト
- トップページに被リンクが多い
- 運営歴が長いサイト
中古ドメインを購入してサテライトサイトを1~3個作成し、自社サイトへリンクを張るだけで、1カ月程度で自社サイトのアクセス数を1.2倍~2.0倍上げることが出来ます。
もちろん、しっかりとした記事コンテンツ・ある程度の記事数があることが前提です。記事内容が薄い場合はいくらリンクを張ってもそれだけでは効果がありません。
スパム判定に気を付けろ!
絶大な効果を誇る(個人の感想です(笑))中古ドメインを利用したサテライトサイト構築ですが、1つ欠点があります。
やりすぎるとGoogleからスパム判定を受けて検索結果から消えてしまうのです。
サイト立ち上げてすぐにリンクを張ったり、コンテンツの量に比較してリンクが多かったりするとアウトです。
リスクの一つとして頭に入れておきましょう。
WEB集客がはかどるツール類・参考図書
WEB集客を行うのであれば導入した方がよいツール類と読んだ方がよい参考図書を紹介します。
使えるとWEB集客がはかどるツール類
WEB集客がはかどるツール類について紹介します。
- Google Analytics(重要度★★★)
- Google Serach Console(重要度★★★)
- Bing Serach Console(重要度★☆☆)
- GRC(重要度★★☆)
- サジェストツール(重要度★★☆)
- SEOチェキ(重要度★★☆)
- SimilarWeb(重要度★★☆)
- Moz(重要度★☆☆)
- コピペリン(重要度★☆☆)
WEB集客するならば読んでおくべき良書
WEB集客を考えるならば読んだ方が良い参考図書です。
本文中に実例として紹介した68記事で200万PVの看護師の仕事術のサイトを作成したWEB制作会社が執筆するストーリ形式の本です。
続きものですが、どちらから読んでも構いません。
沈黙のWebマーケティング -Webマーケッター ボーンの逆襲-
第一巻です。オーダー家具専門店のWEBマーケティングを対象としたストーリー形式の解説書です。
こちらはWEBマーケティングを主題にWEB集客のやり方を分かりやすく解説しています。
実績のあるWEB制作会社が作成しただけあって、イラスト(マンガ)が豊富で、専門用語も頭にすっきり入ります。これを読むだけでWEB集客のやり方のイメージが付くでしょう。
口コミが気になる方はAmazonのカスタマーレビューを参考にしてください。
分厚いので、電子書籍(Kindle)で読むのがおすすめです。
沈黙のWebマーケティング -Webマーケッター ボーンの逆襲- ディレクターズ・エディション 新品価格 |
沈黙のWebライティング ―Webマーケッター ボーンの激闘―
第二巻です。温泉旅館のWEBマーケティングを対象としたストーリー形式の解説書です。
こちらはWEBライティングを主題にWEB集客のやり方を分かりやすく解説しています。
Amazonのe-コマース分野でベストセラー1位の本です(2017年3月時点)。
こちらも口コミが気になる方はAmazonのカスタマーレビューを参考にしてください。
沈黙のWebライティング ―Webマーケッター ボーンの激闘―〈SEOのためのライティング教本〉 新品価格 |
当サイトではこれからWEBサイトで自社サービスをアピールして集客したい方向けにWEB集客のABCをお伝えします。
私自身がWEBで集客するにあたって体験した内容や調査した内容をできる限り優しく解説できるようにしています。